もう今年もあとわずかですね。ほんと1年が過ぎるのが年々早く感じます。
ところで、今年のFX(外国為替証拠金取引)の成績の方ですが、まずまずの成果を収めることができました。特に、後半はよかったです。といっても、大きなトレンド相場がでない今の相場にしては上出来といった感じでしょうか。
そもそも相場は、大きく分けてトレンドが形成されている相場と、もみ合いの相場とがあります。基本的に、大きくトレンドが出る相場には、相場が動いてきた方向に玉を建てる『順張り』、上下に繰り返し動くもみ合い相場には、相場が動いてきた方向に逆らって玉を建てる『逆張り』が効果を発揮します。
2007、2008年頃のように大きなトレンドがでた頃は、順張り中心の『システムトレード』でケンは稼いでいました。ところが、2009年になると徐々に相場が動かなくなってきたこともあり、新たに順張りと逆張りの両方を使う『為替の癖』を利用した投資法を新たに加えるようにしました。
2009年後半になると、さらに大きなトレンドがでなくなったこともあり、『システムトレード』をやめ、以降は『為替の癖』による投資法一本だけのトレードに。
この『為替の癖』は、順張りあり、逆張りあり、様々な方法があるので、トレンドでも、もみ合いでも、対応はできますが、それでもやっぱり、大きく動いた方が稼げるし、トレンドが出てくれた方が大きく稼げるのは確か。
2010年になると、ますますもみ合い相場が多くなり、極端なもみ合い相場の週になると『為替の癖』を利用した方法でもマイナスにはならないものの、その週はほとんど稼げなくなることもありました。「どうにかこのもみ合い相場に強い、投資方法はないものか?」
そんなことを考えていたある日、FXに関しての様々なサイトをネットサーフィンをしていたら、あるサイトに「このチャートだけを使えば必ず稼げる!」的な書き込みが目に留まりました。もちろん、そんな話よくあることで、それで稼げたためしがないので、普通ならスルーするところなのですが、その書き込みだけはなぜか気になってしょうがありませんでした。
その書き込みを見てから1週間後、余りにも気になったので、とりあえず、そのチャートを使った方法を試しに検証してみようと。まあ、その書き込みには、このチャートでこうなったらという程度で、具体的なポジションや決済のタイミングは書かれていなかったのですが。
ただ、色々と検証を繰り返し、工夫して改良していくにつれ、もみ合い相場にめちゃくちゃ効果を発揮する投資方法だとわかりました。この投資法は凄いのはどの通貨でも通用すること。まさか、たった一つのチャートだけでここまで稼げるようになるとは・・・。
ということで、今は「為替の癖」と「チャート」の両方をやっています。トレンド相場では「為替の癖」で稼ぎ、もみ合い相場では「チャート」で稼ぎ。どんな相場でも対応できる投資スタイルができあがりました。これは今年大きな収穫です。